会長挨拶
会 期 |
2026年9月5日(土) |
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会 場 |
京王プラザホテル 新宿 |
会 長 |
照井 克生 (埼玉医科大学総合医療センター 産科麻酔科) |
会長挨拶
会長:照井 克生
(埼玉医科大学総合医療センター 産科麻酔科)
関東甲信越・東京支部第66回合同学術集会の会長を務めることとなりました、埼玉医科大学総合医療センター産科麻酔科の照井克生と申します。
大変光栄な機会を賜りましたことに、日本麻酔科学会役員と会員の皆様に心より感謝申し上げます。
本学術集会のテーマは、「サブスペシャリティへの誘い」です。麻酔科には小児麻酔や心臓血管麻酔、産科麻酔、脳神経麻酔など、
様々なサブスペシャリティがあります。臨床麻酔のサブスペシャリティに加えて、集中治療、ペイン、緩和ケアなども麻酔科医の守備範囲です。
医師になる際に小児科と麻酔科と迷った末に、小児麻酔を専門としている麻酔科医も少なくありません。
私自身は大学卒業時に産科と新生児科と救急科と迷った末に、将来どの科に進んでも役立つだろうからと、とりあえず麻酔科に入局しました。
米国臨床留学中に産科麻酔に出会い、産科麻酔に従事できるのなら麻酔科を続けようと思った次第です。
麻酔科がケアする対象には超早産児から100歳超まで、対象とする手術は外科系すべての手術、内科患者では検査や治療の鎮静など、
ほとんどすべての臨床医学に関わります。患者さんと関わる期間も1回の周術期から、小児病院での一人の子供の反復する手術、
そしてペインのように何年間にも亘ることもあります。麻酔科専門医を取得したのち、
自分にふさわしいサブスペシャリティがきっと見つかることでしょう。
今回の学術集会では、参加された皆様が様々なサブスペシャリティの様子を知り、その楽しさや喜びを実感する機会となるよう企画いたします。
研修を受け入れている施設からは、その様子や実績をご紹介いただきましょう。
日本専門医機構のサブスペシャリティ認定の現状も共有し、幅広く奥深い麻酔科サブスペシャリティの発展につながる学術集会を目指します。
ぜひ多くの皆様にご参加いただき、自分の好きなサブスペシャリティを見つけ、新旧の仲間と交流し、
麻酔科医としての人生をもっと楽しめるような学術集会にしましょう。ご参加をお待ちいたしております。
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