公益社団法人 日本麻酔科学会
九州麻酔科学会第64回大会

会 期
2026年9月5日(土)
会 場
北九州国際会議場
会 長
堀下 貴文 (産業医科大学医学部 麻酔科学講座)
九州麻酔科学会第64回大会

会長挨拶

会長:堀下 貴文
(産業医科大学医学部 麻酔科学講座)

堀下 貴文(産業医科大学医学部 麻酔科学講座)

九州麻酔科学会第64回大会の会長を拝命いたしました産業医科大学医学部麻酔科学講座の堀下貴文と申します。 私自身、麻酔科医として長らく従事して参りました北九州の地で、伝統ある支部学術集会を開催させていただきますことを大変光栄に存じます。
我が国ではご周知の通り今後も少子高齢化が進み、人口減少が予測されている中、 入院患者数・手術件数は10年あまりでピークを迎えることが予想されています。 この動向に伴い今後も周術期管理におけるさらなる麻酔科医の需要が見込まれ、我々の果たすべき役割は大きく、 どの御施設におかれましてもその需要に答えるべく務められていることと存じます。 また、各診療科の手術の進歩、麻酔科領域のモニター・薬剤の進歩によって麻酔科学の中もサブスペシャリティの細分化が進み、 高度な麻酔管理・周術期管理を行うことが麻酔科医の責務になっていると思われます。さらには手術件数がピークを超えた後は、 手術患者に対する対応だけでなく、疼痛管理など手術室外での活動や侵襲を伴う検査における麻酔の需要などがさらに増加することも予想され、 これらの需要に答えることも麻酔科医療の長期的な役割になると考えます。 このような状況の中、皆様の御施設におかれましても術中麻酔管理、周術期管理、 また集中治療や緩和ケア・ペインクリニックなど手術室外での活動において、日々進歩を目指して御活躍されていることと存じます。 そのような皆様の日頃の臨床活動・研究活動を御発表・共有していただき、 今後のさらなる活動に生かしていただけるような場を提供させていただけるよう、開催に貢献したいと思っています。
会場となります北九州国際会議場は、年間を通じて様々なイベントが開催されている実績もあり、学術集会にも適した機能を持った施設です。 小倉駅から徒歩数分の場所にあり、足を運んでいただきやすい会場ですので、是非、多数の皆様の御参加をお待ちしております。

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